SBIホールディングスは仮想通貨事業に参入しました。
正式には、100%子会社のSBI バーチャル・カレンシーズで、仮想通貨の現物取引サービス「VCTRADE」6月4日にスタートしました。
現在は、2017年10月に先行予約で口座開設の申込した2万名を対象にサービスが開始され、一般の口座は2018年7月中の開始予定です。
先行して XRP、順次、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)へと拡大するする予定です。
取扱い仮想通貨(予定) | XRP、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH) |
取引時間 | 7:00~翌日 6:00 |
取引手数料 | 無料※ |
決済通貨 | 日本円 |
※出金時には、出金手数料がかかる
本日は、【XRP】を提供しているRipple社について見ていきたいと思います。
リップルの4つのプロダクト
Ripple社はブロックチェーン技術(分散台帳技術)を基盤として、銀行や企業間、顧客などの国際送金を効率的かつ安全に実行するためのシステムを提供します。
Ripplenet
法人向け金融サービス「ripplenet」は次世代の国際送金ネットワークシステム短期間での国際送金や国際決済を可能にしました。
そして、「ripplenet」は、国際送金システムの名称です。それを構成しているのはこれから紹介する以下3つのプロダクトです。
xRapid
「xRapid」は、途上国や新興国への支払いの際に余計な手間やコストを低減させるために使われるものです。
途上国では、日本みたいに、近所に銀行がない人も多くおり、また、銀行口座は持てないけど国際取引を希望しているという人が多くいます。

例えば、村を離れ都心で、親や子供のために稼ぎに行ったりした場合などです
そんな彼らの主流はスマホです。わざわざ、銀行にいく必要がなく、送金できます。

異なる通貨間の変換や資金移動をする橋渡しをするブリッジ通貨として仮想通貨の【XRP】が使われます
xVia
「RippleNet」の外部から簡単にRippleNetに接続できるようになるAPIです。「RippleNet」を接続し、請求書などの豊富な送金情報を送信するためのもので、従来は複雑で一貫性がなかった送金接続が簡単になります。

大掛かりなシステム構築めんどくさいのが楽チンになります
xCurrent
国際送金や銀行間送金の送金スピードを速めるために銀行が導入するためのもので、法人向けサービスです。
通常は、異なる銀行同士でしたら管理している台帳も異なるので、それぞれ処理をして、情報を共有する必要がありますが、異なる台帳同士であってもスピーディ・安全・低コストで送受金処理を行う事ができます。このことにより、異なる銀行、国での決済、異なる通貨間での決済ができるようになります

このこと可能にしているのが、ILPで、銀行間の通訳です
仮想通貨リップル【XRP】
イメージでは、仮想通貨で買い物できますが、【XRP】は先ほどは、「xRapid」で述べた通り、国際送金時の通貨と通貨の橋渡し役のブリッジ通貨を前提に運用が進められているものです。
この点は、他の仮想通貨と大きく異なっている点です。
こちらは、【XRP】の推移です。例の事件を機に影響を受け大きく下げています。最近では、ウォルマートとも提携をし、ブリッジ通貨としても注目を浴びています。
感想
リップル社と【XRP】は全然別物で、大きな国際送金ネットワークシステムの中の一部でブリッジ通貨として使われているものです。今後リップル社は、銀行を介さずに価値のやりとりを目指しているみたいです。上場したら株は購入したいですね。【XRP】に関しては、買う予定は今の所ないです。
ではでは
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