集中投資したほうがいいですよ、悪いこと言わないから

投資のヒント

「問わず語り氏」のブログでとても興味深い記事を見つけてしまったので、あえて反論してみようと思います。

株式投資の世界で分散投資か集中投資か

ブログで書かれていた、分散投資の利点、集中投資の欠点をまとめます。

分散投資の利点

  • 分散投資の利点は、精神衛生をキープできる。しぶとく市場に居座っていれば必ずリターンを得ることができる。
  • 市場あるいは、保有銘柄の急騰でさらに大きなリターンが転がり込んでくる可能性も十分に有りえる。
  • 株式投資のインフレ調整後の平均リターンは年6〜7%10年後に、2倍20年後に4倍。

集中投資の欠点

    • 集中投資は、積極的におすすめできる投資法がない。
    • ピーターリンチの言葉、10回中6回勝てば良いほうだ。
    • 凡人には凡人のやり方があり、わきまえるべき。

分散投資について

まず前提条件として、分散投資の定義が曖昧なので、この度、分散投資は投資信託集中投資は個別株とします。(個別株での分散投資は、投資信託と比べて集中投資のため不採用)

分散投資の欠点

分散投資の利点は、精神衛生をキープできる。
しぶとく市場に居座っていれば必ずリターンを得ることができる。

確かに分散投資は、一つの銘柄が下落の点において、比重が軽い分、指数に影響が少なく、精神的にも影響は少ないです。

しかしそれは逆に、資産の殖え方が遅いというデメリットを忘れてはいけません。また、資産運用を大きく捉えると、精神的に影響が少ないとも言い切れません。

大きく伸びる銘柄に集中していた場合は、短期間に資産が殖えますが、
分散投資の場合、しぶとく市場に残らなければ、まとまった利益が得ることができません。
例えるならば、「分散投資は各駅電車」で「集中投資は新幹線」です。
東京ー名古屋間を各駅電車で行くのに対し、新幹線はあっという間にあなたの横を通り過ぎていくでしょう。
何本もの新幹線に追い越されていく、そんな気分で長期間を過ごす必要があります。それが、安定した精神衛生をキープできているといえるでしょうか。

また、どんなに頑張っても分散投資の場合、東京ー名古屋間が関の山で、
決して大阪や福岡、ましてや海外まで行くなんてことを期待できません。決められた距離を寄り道なくゆっくり行くのが分散投資です。

市場あるいは、保有銘柄の急騰でさらに大きなリターンが転がり込んでくる可能性も十分に有りえる。
集中投資の場合、このメリットの恩恵がうけられますが、分散投資は、あくまで分散投資です。一つの比重が少ない分恩恵は少ないです。
株式投資のインフレ調整後の平均リターンは年6〜7%10年後に、2倍20年後に4倍
この点についても、集中投資も同じことが言えます。株式全体のリターンが高くなるのでむしろ集中していれば、上がり幅との相乗効果で、何倍にもなって返ってきます。

集中投資の利点

集中投資は、積極的におすすめできる投資法がない。

「集中投資は、積極的におすすめできる投資法がない。」という話でしたが、そんなことは、ありません。集中投資にもおすすめできる投資法はあります。

集中投資は、すでに有名になった企業より、これから成長が見込める企業に投資を対象とします。また、セクターは成長率が著しい、情報技術に絞ります。

その際に、マクロな流れよりも企業の成績によるところが大きいので、決算を徹底的に読み込みます。

決算は、四半期毎にに公表されており、注目する点は3点です。

(1)一株当たり利益(EPS)がコンセンサス予想を上回っているか?
(2)売上高がコンセンサス予想を上回っているか?
(3)会社側ガイダンスがコンセンサス予想を上回っているか?
このことを意識して、クリアしていれば資金を投入し、一つでもダメな場合は、次の銘柄に移ります。
そのように、繰り返す間に、分散投資よりも利益を得ることができます。
ピーターリンチの言葉、10回中6回勝てば良いほうだ
10回中6回勝てるのは、宝くじと比べてもよっぽど現実的な数字です。
また、バフェット氏をはじめ、著名な投資家は集中投資で成功を収めています。
まさにその一人がピーターリンチです。「個人投資家ならば5銘柄程度に投資をすべき」と集中投資を薦めており、「株式市場では、確かな1銘柄はよく分からない10銘柄に優る」という言葉を残しています。
凡人には凡人のやり方があり、わきまえるべき
どんな人も完璧な人はいません。投資の世界で名を轟かした人でさえも。また人間だれしも必ずこのような要素を持っています。つまり、凡人から脱するのは誰にでも不可能です。
そして言葉を借りれば、まさに、凡人投資家には凡人投資家なりのやり方があります。
それは、「利確」「損切り」のラインをしっかり決めることです。そのことで、たとえ非凡な嗅覚がなくても資産を破滅させることなく、新しいチャレンジをすることができます。
凡人に必要なのは「わきまえること」が必要ではなく、「工夫すること」で目標を手繰り寄せます。

まとめ

今回は、あえて集中投資側に立ちましたが、個人的な意見では、

「両方試せばいいんじゃない?」

それは、私が未熟だからそう思うのかもしれませんし、氏のように個別株を、日本から米国に分散投資をし、配当金を毎月10万超えてくると、そういう域に達するのかもしれません。

Anyway、「みんなちがって、みんないい!」

気をつけるとしたら、世界全体の株式の相場が大崩れして、

「揃いも揃ってみんなダメ!」

にならように、余裕資金で行いましょう!

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以下は、「問わず語り氏」のブログです。

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